「こま」という名の猫 [ねこたち]
「こま」は歌舞伎町出身。
野良猫保護のボランティアの人に保護されたそうです。
歌舞伎町といえばコマ劇場!と、いうことで、名前が「こま」に。
コマ劇場はなくなるそうですね…。
「こま」の魅力は
先端がまぁるくふわっと開いた
ぽんぽんのようなしっぽ。
まぁまぁ かわいいよね。
こらっ
らんの場合 [らん]
台風が過ぎてよく晴れた朝
水に浸かった雑巾が道ばたで
!! 鳴いている?! と思ったら、猫だった。
それがこのこ、嵐と書いてらん。♂
らんは
しょちおのじゃまにならないように、箱に入ってみた。
あろの場合 [じむ犬]
ある日、パソコン画面に、プリンタ紙詰まりの警告が出た。
見ると、プリンタの排紙部に猫が詰まっていた。
じむ員は、しょうがないな~、と苦笑いしてるだけ。
どかせばいいじゃん
なんで猫にはそんなに甘いかな。
じむ犬納得いかない!
訪問者たち [客猫]
じむしぉのドアは いつも 少しだけ 開いている。
雨の日も 夏の暑い日も 冬の寒い日も。
夏はエアコンの効きが悪い と 汗ばみつつ
冬は小寒い と 着込みつつも、
しょちおはドアを閉め切ってしまうことはない。
ども、お邪魔してます
じむしぉが年中無休なのは、本業が忙しいから だけではなく、
あてにしてやってくる このこたちを 落胆させたくないから
なのだとじむ犬はおもう
「ふく」の目印 [ふく]
やっかみで言うわけではないが、
よくいるタイプの”カワイイ猫”だ。
”うちのコによく似てるわぁ~”って
いつも言われるし。
にゃんこ雑誌見てても、”あれ?このコは「ふく」では?”って思うこと、よくあるし。
そこで、じむ犬は 決して「ふく」を見間違わない 印 をつけてあげた。
じむ犬 若い頃 [じむ犬]
じむ犬と「ふく」は 同い年。
小さい頃からいつも一緒。
若い頃は、じむしぉの将来を熱く語り合い…
熱く語り合い中↓
「ふく」 身の危険 感じ中
ついついエスカレートすることも…
…ごめんぺろ。 …
昔の話です。
「ふく」にお灸 [ふく]
スリッパ [ねこたち]
さてここで問題です。 スリッパは
トイレの「しょう」さん [しょう]
いつもトイレで待っている
水を…
みぃた~にゃー
(見~た~な~ぁぁぁぁ)
って あれ? もう止まってる。
ここんとこの
この 小さな
穴が アヤシイ。
「しょう」♀はトイレの水が大好き。
怪談ではありません。
あろ・じゅり やつらがノラネコだった頃 [あろ・じゅり]
11月の冷たい路上で 丸くなって寄り添う 二つの小さな命
しょちおは 何日も悩んで 何回も彼らの様子を見に行った
兄らしき白猫は人なつこくて 優しい人からご飯をもらって食べている。
でも 茶とらぶちの体の小さい方は臆病で、
せっかくのご飯も 体の大きな他のノラネコに取られている。
しょちおは決心した
白猫くんは きっと一人で立派に生きていける。
茶とらぶちだけ保護しよう!と。
しかぁし!
じむしぉ内で しょちおの思惑通りに運ぶことなんて そんなない。
だぁいいち、のらにゃんを保護するなんて 実働の作業は しょちおのガラじゃない。
引っかかれたり、おしっこかけられたり、服を破られたりしても
決してひるまず 捕まえて放さないのは いつだって じむ員の仕事だ。
ちゅーわけで ”一匹だけ捕まえろ” の指令も虚しく、
一匹だけはないっしょー、ってことで
かくして二匹はじむ猫(にゃんず)になった。
根気よく治療して 頑固な疥癬も治り
見違えるような美猫になっても いつも寄り添う兄と妹。
…だぁが…
この美しい兄妹は 実はなかなかワルかったのである…
-to be continued→
あろ・じゅり ヤツらがじむ猫だった頃 [あろ・じゅり]
どのくらいワルかったかというと
しょうがないので
「あろ」がこんな の時や
ゴミ箱に寄りかかって突然爆睡
ピントは手前のコード類に
どんぴしゃ合ってるし
「じゅり」がこんな の時に
こっそり使うしかない やりにくい毎日だった
すごくワルいでしょ?
うりくり [ねこたち]
美猫のしるし [もも]
これは「もも」♀。 ある意味「ふく」以上の ”よくいるタイプ”の正統派美猫。
端正な顔立ち
だけど
いまいち個性が ナイ よね? ね?
そんな「もも」のため、じむ犬が一肌脱いであげよっか。
決して見間違わないように、「ふく」にもつけたあの印を
がぶーっ! と つけて、耳を 先割れスプーンみたいに♪
きっと「もも」にも似合うと…え…
もも 出生の秘密 その壱 [客猫]
←ゆりかごは放置自転車
そして 実は 「サバ」♂の妹でもある(6/17”訪問者たち”をご覧下さい)。
「クロ」ってば ノラネコとして 実に優秀で、
どゆふに優秀かって言うと、毎日ご飯もらってても
①絶対に触らせない。
ご飯のお皿が空になっていると、”空っぽですにゃー!”と鳴きながら寄ってくるが
②こっちが近づき過ぎると 威嚇する。
ご飯を足してあげるとき
③自分は皿のそばからどかないくせに ”近過ぎ!”と叱責しつつ ぶつ。
こんな「クロ」が初めてじむしぉに来たとき、「サバ」を含めて3匹の仔猫を連れていた。
「サバ」以外の二匹は黒猫。
「クロ」ってば 母親としても非常に有能で、甲斐甲斐しく世話をして よく面倒を見てたし、
上記のノラネコの掟を仔猫にも よーく仕込んでいた。
そんな母子をほほえましく見守り続けたある日、「クロ」は豹変した。子離れの時期が来たらしい。
あんなに大事にしていた仔猫たちを、ものすごい形相で威嚇して追い払い、
時には本物の猫パンチまで繰り出す。
しょちおも じむ員も まじ びびってしまった。
そして、重大な過ちを犯してきたことに やっと気づいたのである。
「クロ」に追われた仔猫の保護を、と思いつくが、
時 既に遅し で、
「クロ」の薫陶よろしく育ってしまった仔猫はもはや人間の手など受け付けない。
後悔したが もうどうしようもなく、仔猫はやがて諦めて、「クロ」に近づこうとしなくなった。
そして、二匹の黒猫はいつの間にかじむしぉにも来なくなってしまい、
「サバ」だけが、「クロ」と距離をおきながら、じむしぉで過ごすようになった。
そうして一年が過ぎた頃、「クロ」がまた、仔猫を連れてじむしぉにやってきたのである。
もも 出生の秘密 その弐 [もも]
「クロ」の子供達は その年(2006)も3匹、 色柄構成も 去年と同じ、黒二匹、さば一匹。
どうやら「クロ」は、一途な性格らしい
しょちお と じむ員は、 去年と同じ過ちを繰り返さないよう、
一年間 練りに練った計画を実行に移した。
題して”「クロ」親子 全員捕まえて 飼い猫化計画”! …そのまんまなんですけどぉ。
「クロ」があまりにしっかり”ノラの掟”を仔猫たちに教え込む前に、
警戒心と 状況判断が まだ甘い仔猫たちを餌で釣って 先に捕まえて、
その後、仔猫たちを餌に 「クロ」を捕まえようというのだ。
近くの大学で 地域猫支援サークル をやってる学生さん達に、
仔猫たちの里親を捜してもらう 手はずも整えていた。
計画はうまくいき、親子を捕まえることができた。
← 一番でっかいからお兄ちゃん
← 一番小さいから弟。最初に人間に慣れたので、すぐにもらわれた
←「もも」 気ぃ強い片鱗が伺われる目つき
仔猫達は 地域猫支援サークルの学生さんにお願いし、
「クロ」には避妊手術をして、じむしぉ内で じむ猫になってもらうつもりだった。
ところが~。避妊手術の後、「クロ」は逃亡してしまった。
「クロ」がちょっとシャアッってやったら びびっちゃって、
しょちおったら じむ員ったら、「クロ」を逃がしちゃったんだよ~。
ちょっとじゃない! 確かに油断してたかもだけど まじすごかった。
その上、地域猫支援サークルの学生さんからは、
”♂の黒猫二匹は順調に人間に慣れて、お見合いを設定できるまでになりました。
でも、さば柄の♀は臆病な上に気が強くて、全然人間に慣れません。
…このままでは、里親探しのお見合いさえできません”
と言われて、結局 「もも」は うちに戻ってきてしまった。
そういうわけで、「もも」はうちのこになったわけだが、臆病は臆病だけど、今はとっても甘えんぼ。
:仕事なんておいといて
いいから ワタシをかまいなさい。
ほれほれ
そして、「クロ」も、まるで何事もなかったかのように、
翌日から 普通に じむしぉにやってきて、
ご飯を食べては 空いている椅子や机の上で 気ままに昼寝して、
うっかり近づき過ぎると ”無礼者!下がりおれっ!”
ご飯のお皿を空っぽにしておくと ”気が利かないわねっ 愚図っ! のろまっ!” と叫んで
勤続14年のじむ員に ”お局さま” と畏れられている。
そんなこんなで 今日も じむしぉは平和です。
「もも」って けっこう ひょうきん だしね。