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はーちゃんの話 その五 [はた]

そいでね! (^^;せかせか)

 こま♀まで動員

 

まだ 目も開かない 仔猫たちを迎えて 大騒ぎだったのですが

仔猫たちが、目を開けないうちは まだよかったのでした。

昼間は じむしぉに 連れて行って面倒見て、

夜も 箱にいれておけば おとなしく、

時間通りにミルクをあげて、目薬さして、

その他の時間は寝てばっかり。

目が開き、口も達者になってからが大変。

一番困ったのは、彼らをどこにいさせるか、でした。

ただでさえ狭いじむ員ち。

こんなにちっちゃい子達を いきなり シュートコジュートの中に

投入するのは さすがにためらわれて…

 
 失礼ねぇ。食べやしないのに  食べるとは思ってませんでした…ケド? 

 

今まで、拾ったばかりの子を 隔離するスペースとして

一時的に使ってきた仕事部屋は 今は はたが独占しているし…。

[ひらめき]まてよ、はたは 机上生活、

一方仔猫達は、まだそんなに脚力がなくて 机上には行けないぞ。

ということは、同じ部屋にいても 大丈夫!

そこで、夜の間、仔猫たちを

はたの部屋に いさせることにしました。

(ほんとはしごとべやー[もうやだ~(悲しい顔)]

 

はたは、机の上から しげしげと 仔猫を見ていました。

一方、仔猫たちは きゅーきゅー 鳴きながら、

床の上を よちよちと あっちいったり こっちきたり。

はたが おとなしく見ているので、ちょっとだけ、

と思って 近づけてみたら、

 あら

 なんだか
 
 

 

はたは 終始無言でしたが、

仔猫たちは すぐにすやすや 寝てしまいました。

もう一匹の仔猫は はたの向こう側にいます。

はたは 仔猫に毛繕いをしてあげるでもなく、

ただ 寄り添っていました。

多分、仔猫の扱い方なんか 知らないんだと思います。

ただ、寄ってくる仔猫を受け入れた、という感じがしました。

しかし、それだけのことなのに、はたは 疲れたらしく、

翌日 熱を出しました。

それで、はたと仔猫の接触は 当分お預けになりました。

 

  ききわけのいいはた ふわふわクッションの椅子は取られた

幸い、その時の仔猫達の脚力では、自力で机に登れません。

その後は、仔猫たちには 床にいてもらうことにしました。

この 空間使い分け同居は 非常にうまくいきました。

仔猫のためのケージを 新たにはたの部屋に運び入れ、

すこし遊ばせたら 仔猫は そのケージに閉じこめて寝せる、

仔猫は素直に その中で寄り添って眠りました。

 

おねえちゃん、あれはねずみ? 弟よ、あれがねずみだよ。

  

仔猫たちは、日に日に活発になり、取っ組み合ってじゃれあい、

とととととっ と 走って行っては もつれ合って転び、 

はたは 机の上から それをじーっと見ていました。

しかし、仔猫の成長というのは ほんとに早いもので、

仔猫たちは、すぐに上を目指すようになりました。

まだジャンプ力はないので、人間を足がかりにして、

なんとか 机に 到達しようとします。

そして、上から見ているはたに、まるで訴えるように

きゃーピーきゃーピー 呼びかけるのです。

はたの最初の発熱は、幸いたいしたことなくおさまったけど、

これでは一 緒にいるだけで はたは 疲れるかもしれない、

はたとの同居も そろそろ 考えないと いけないな~。

と思いはじめた矢先、別れは 唐突にやってきました。

保護して2ヶ月あまり、探してもらっていた 里親さんが決まり、

仔猫達は 二匹揃って 新しいおうちに 引き取られていきました。

 後日頂いた写真

 

そして、残された はたは、翌日、熱を出しました。

はた、疲れたんだね…。 ごめんね…。

 

仔猫たちが、床の上で 歩いたり 食べたり 遊んだりするのを

毎日 黙って ずっと見ていたはた。

 

 

仔猫たちが いなくなって 5日目、はたの熱も下がり、

仔猫たちが 来る前の生活に戻る、はずだった その日、

はじめて、はたが、自分の意志で、

机から降りてきて、床に、足をつけました。

2007年7月3日のことでした。

こうして 机上の猫 ではなくなった はたは 現在に至り

長かった はーちゃんの話は とりあえず 缶 でなくて

 -  - でございます。 

終わんないかと思ったわよ
 
ながながと おつきあい いただきまして
  
 どうも ありがとうございました
 
     ほんとにながくてすみません[ふらふら]
 

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